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アトピー大学>アトピー性皮膚炎とは?>アトピー性皮膚炎は石鹸、洗いすぎには注意が必要

アトピー性皮膚炎は石鹸、洗いすぎには注意が必要

アトピー性皮膚炎は石鹸、洗いすぎには注意が必要

別の記事でも体を洗う際、使用する石鹸、また肌の洗いすぎには気をつけて下さいとお伝えしましたが、これがアトピー性皮膚炎の方にどれだけ重要なことか、今回は詳しく説明させて頂きます。

そのためにも、まずはアトピー性皮膚炎の原因の1つとされている『皮膚のバリア機能の低下』ついて説明します。

私達の皮膚は『角質層』『表皮層』『真皮層』の3層構造になっていますが、まずダニなどのアレルゲンを皮膚内部に侵入しないようにブロックしているのは角質層です。

ところが、この角質層に小さな隙間があると、異物はそこから入りこんできてしまいます。

この入りこんだ異物を撃退するのが表皮層にあるマイクロファージです。

この表皮層までで異物の侵入を防げれば一般的にアトピー性皮膚炎にはなりません。

しかしアトピー性皮膚炎の方の肌はこの表皮層で異物をとめれらず、真皮層まで異物が侵入してしまうため、アレルゲンに神経細胞が刺激されて、皮膚がとてもかゆくなってしまうのです。

この真皮層には神経や血管が走っているので、この中に異物が侵入してしまうと、神経が直接刺激されてしまうなど、かゆみにつながってしまうことは、容易に想像できると思います。

この一連の流れが『皮膚のバリア機能の低下』がアトピー性皮膚炎の原因の1つとされている理由です。

石鹸など洗いすぎることにより、皮膚のバリア機能を低下させてしまう

アトピー性皮膚炎は石鹸、洗いすぎには注意が必要

アトピー性皮膚炎の原因の1つである『皮膚のバリア機能の低下』、これを防ぐことができれば当然アトピー性皮膚炎も改善します。

ではどうすれば『皮膚のバリア機能の低下』を防ぐことができるのでしょうか?

皮膚のバリア機能を強化するには、まず角質層で異物の侵入を防ぐことが大事です。そのためには、異物が侵入できる隙間を角質層でつくらないようにすることです。

角質層を構成する細胞と細胞の間には、セラミドと呼ばれる皮脂があり、このセラミドが細胞と細胞をつなぐ接着剤の役目を果たしています。

この皮脂(セラミド)が減少してしまうと、角質層の細胞と細胞がくっつくことができないので、穴だらけになってしまい、この間から異物が侵入してしまうのです。

この状態を『ドライスキン』といいますが、その名のとおり、表皮や真皮にある水分も奪われて、肌がカサカサな乾燥した状態になっています。

この皮膚の乾燥させている最大の要因が石鹸による洗いすぎです。

皮膚の洗いすぎが、結果的に皮膚のバリア機能を低下させてしまっているのです。

なぜ洗いすぎが皮膚のバリア機能を低下させてしまうのか?

アトピー性皮膚炎は石鹸、洗いすぎには注意が必要 私達の皮膚の表面には皮膚常在菌という細菌がすんでいます。

皮膚常在菌は皮膚が健康な状態であればよい働きをしてくれますが、皮膚の健康状態が崩れてしまうと、皮膚に炎症を起こす原因につながってしまいます。

私達の皮膚に脂をつくってくれているのは、この皮膚常在菌なのです。

皮膚常在菌は皮膚の脂肪を食べて、脂肪酸の皮脂膜を築いてくれているのです。

ところが、この皮膚常在菌、また皮膚常在菌がつくった皮脂膜は、皮膚を石鹸で洗いすぎると流れてしまいます。

これがドライスキンをつくる原因になってしまうので、アトピー性皮膚炎の方は特に、皮膚常在菌を流さないよう、また元気な状態でいてくれるようにするためにも、石鹸を使いすぎたり、洗いすぎたりしないことが重要なのです。

薬用石鹸には特に注意が必要です。

アトピー性皮膚炎は石鹸、洗いすぎには注意が必要

これまでの説明を聞いていると、じゃあ体も洗わず不潔にしていた方がいいの?と思われるかもしれませんが、そういうことではありません。

やりすぎ、石鹸の使いすぎが良くないということです。

清潔にしていることも大事ですが、清潔にしすぎることで、身の回りの大事な細菌まで排除してしまい、逆に不健康になってしまうことが良くないということなのです。

先にお伝えした皮膚常在菌ですが、石鹸でゴシゴシ洗うと、80~90%の皮膚常在菌が流れてしまいます。

少しでも残っていれば、12時間以上で元の状態になりますが、
(この時間は年齢等によって異なるので、一概にいえません) すべて洗い流してしまうと、12時間ではもとに戻りません

薬用石鹸は、ご存じのとおり、殺菌成分が入っているので、皮膚常在菌もすべて洗い流してしまうので、結果的に皮膚常在菌のいない肌になってしまいます。

そうなってしまっては、ドライスキン、アトピー性皮膚炎を悪化させてしまうことは想像がつくと思います。

私はアトピーがひどかった頃、両親にお風呂に入るといつも『肌を清潔にしていないとアトピーがひどくなるから、しっかり洗いなさい』と言われていたので、毎日ゴシゴシ石鹸で洗っていました。

この記事を読んで頂ければ、このことがアトピー性皮膚炎を更にひどくさせていたということはわかりますよね?

薬用石鹸で特に危険なのは子供の肌です。子供の肌はとても敏感で、薬用石鹸の害を大人以上に受けやすいので、注意が必要です。

皮膚のバリア機能の低下させないためにも、皮膚常在菌を意識する

アトピー性皮膚炎は石鹸、洗いすぎには注意が必要 今回の記事で、皮膚常在菌の大切がわかって頂けましたでしょうか?

私達はお肌のケアというと、保湿化粧水や保湿クリームなどに頼りがちですが、まずはその前に、自分自身が持っている天然のうるおい成分を作ってくれる皮膚常在菌を意識して守る必要があると思います。

売られている保湿クリームには化学薬品がアレルゲンとなる可能性もあるので、まずはご自身の天然うるおい成分を大切にすることを考えてみてはいかがでしょうか?

 

今回も少し文章が長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。少しでも参考になっていると幸いです。

この他アトピーを改善させるために必要なことをまとめたレポート、ぜひこれも読んだ方がいいと思います(無料です)。